矯正の記録(3か月)
三回目の調整が終わった。
歯のクリーニング、上下ワイヤー交換、ゴムかけの指導で所要時間一時間くらい。
歯の裏側の磨き残しを指摘されたから歯磨きもっと頑張る。
引っ込んでいた歯の様子
前に出てきてほぼ一列に並んだ。ただ、前回の調整の時よりはましになったがまだ下に下がっている。早く揃ってほしい。
歯ブラシを横にガシガシと動かして歯磨きができるのが嬉しい。(前は奥に引っ込んだ歯がうまく磨けなかったので、その一本だけ気を使って別に磨く必要があった。)
今回もワイヤーを交換してもらったが、当日と次の日は噛もうとすると前歯と引っ込んでいた歯が強く痛んだ。
ゴムかけ
前回から、左の奥歯はしっかり噛み合うが、右は歯と歯の間に隙間ができてかみ合わなかった。そのためずっと左で噛んでいたが、違和感があり噛む回数が格段に減っていた。
それを先生に伝えると、「かみ合わせの調整はしなかった。これからはじめよう。」と言われゴムかけをすることになった。
私の場合、直径1cmくらいの小さなゴムを上下の矯正器具の突起にかけかみ合わせを正しくする。器具のとんがっている部分のせいで随分と口内炎に悩まされたが、彼にもちゃんと役目があってよかった。
ゴムはひっかけるのがなかなか難しい。ひっかける途中で5本くらいどこかへ飛ばしてしまった。また、口を大きく開けすぎるとゴムが切れる。ちょっと痛いのとぶちっという切れる時の音にびっくりするから注意。
食事と歯磨きの時以外は常時着用と言われた。しかし人の目があるとつけたり外したりするのが恥ずかしく、付けていない時間が長くなってしまっている。
外食の時に、ご飯が運ばれてきていざ食べようとしたときにゴムがかかっていることを思い出し、トイレに外しに行くのが面倒。食べ終わった後にまたつけるのも面倒。
でもゴムかけのおかげで右の奥歯でも噛めるようになったので、面倒だけどちゃんと続けたい。
気付いた事
①矯正器具が意外と目立つ
色々な人のブログで、「矯正始めたの気づかなかった!と言われた」「全然目立たない」という記述を見かけたので、そんなものだろうと思っていた。
しかし友人に会ってすぐ「矯正始めたんだ!」と言われることが多く、器具が全く目立たないということはないと分かった。(私は上下とも銀のワイヤー+中心の方は透明な装置+奥歯から三本は銀の装置)
写真をとる時も歯を出して笑っていたがワイヤーがしっかり写っていてびっくりした。
また、ゴムかけを始めたら「牙が生えているみたい」「ガムが挟まっているみたい」といわれるようになり、矯正が余計目立つようになった。見た目はあまりよくないかもしれないけれど会話のネタが増えてラッキー!
②頬がこける
2か月目あたりから頬コケが気になりだした。前回に比べてマシになったがまだ治らない。しっかり噛めるようになるまでこのままだろうか...
③カップラーメンのカレー味を食べたら真っ黄色になる
下の歯の装置はゴムでとめてある。カップラーメンのカレー味を食べたら蛍光イエローに染まった。カレーライスを食べたときは軽く色づいただけだったが、カップラーメンはしっかり着色され絶望。
④顎関節症が治った
顎がぽきぽき鳴らなくなった。朝起きた時も顎が痛くならず、矯正をしてよかったと思うことの一つ。
⑤食べ物がかなり挟まる
パンや米、麺や野菜など食べたものはほとんどひっかかる。誰かとご飯を食べているときは、さりげなく水で口をゆすぐがそれでも取れないものが多い。食べ物がひっかかっていないか気になってしまい、食事中の会話が少し億劫。
矯正の記録(2か月)
二回目の調整をしてもらった。
上下のワイヤー交換と壊れかけていた装置の付け直しで40分程かかった。
上のワイヤーを入れる時、前歯がきしむような気がするほど痛かった。下の歯は前よりも太いワイヤーを奥歯まで通してもらった。
引っ込んでいた歯
二回目の調整に行く一週間前(=矯正を始めてから一か月と三週間目)から、奥まっていた歯が前に出てきた実感があった。
矯正を始める前は上の歯が下の歯の後ろに完全に隠れていたが、この時期から上下の歯があたるようになった。
初めの頃は、上下の歯が後退したせいで相対的にみて奥まっていた歯が前に出てきたのかと思った。しかし日に日に前にでてくるのがわかり、上下がかみ合わさるようになってから四日後についに乗り越えた。
この歯は全く痛みがなく、ちゃんと動くのか心配だった。矯正をしている人のブログを読んでは、出てくる兆しのない自分の歯に落ち込んだが、そう思っている間にも歯は動いていたようだ。
奥にあった歯が日の目を見たときは本当に嬉しく、一日に何度も鏡を眺めた。矯正を始めて心からよかったと思った。(普段はそんなこと思わない。お金はかかるしうまく噛めないし歯磨き面倒だし食べ物かなり詰まるし喋り辛いし。)
今回の調整では、前に出てきた歯が他と比べて下がっていたから上にあげるようにしてもらった。
これから歯がどう動くのか楽しみだ。
噛めない
しっかり噛もうと思っても、どこかの歯があたって痛くて噛めない。いつも上下3mmくらい歯を浮かせて噛んでいる。なんだか気持ち悪い。
頬がこけた
びっくりするくらい頬がこけた。会う人々にやせすぎだと心配されたが、体重はそんなに減っていない。鏡を見たら頬骨が出てその下に影ができていた。
柔らかいものを食べたりあまり噛まなかったりしたせいだろうか。
ネットで検索してみると同じように悩んでいる方が大勢いたので安心した。矯正が終わったら戻るそうなのでそれまでの辛抱だろう...
矯正の記録(1か月)
装置を付けてから一か月後に調整をしてもらった。
前日にカレーを食べて、ゴムがどのくらい着色するのか見ようとしたけど思いのほか黄色くならなくて拍子抜けした。
それと矯正をはじめてからは、前歯で食べ物を噛み切れないために、一口大に切って少しずつ食べている。装置がはずれるまではずっとこんな感じだろうか。アイスにかぶりつきたい。
歯が動いた実感
奥歯のかみ合わせが変わった。歯と歯が合わさっている感じがする。
けれどひっこんでいる歯はまだ動いていないようだ。
ワイヤー交換&装置装着
クリーニング→上の歯のワイヤーを太いものに交換、奥歯まで通す→下の歯の装置装着(奥歯の一本手前まで)
所要時間1時間弱。
唇をどけるための道具をつけられたけど、今回は先生が「あたって痛い?」と聞いてくれ綿をつめてくれた。おかげで全く痛くなかった。次回も痛かったらお願いしたい。
上の歯のワイヤー交換はむずがゆい感じがしたけれど、初回ほどの違和感はない。
下の歯の装置装着は、上の歯ですでに経験していたので緊張せずに終わるのを待っていられた。でも装置が唇にあたって痛いのは変わらない。
装着後
3日くらいは下の歯が痛くて噛むのに苦労した。ほとんど噛まずに飲み込んでいた。
かみ合わせがかわったせいか、装置が付いたせいかわからないが、ほっぺを噛むようになり口内炎ができた。そのため完全に歯を閉じて噛めず、2週間たってもあまり噛めない。
歯磨きが面倒。歯ブラシ→歯間ブラシを使って仕上げの流れだと10分かかる。でも虫歯にならないようにするために頑張る。
親知らずの抜歯
器具をつけてから2週間後に親知らずの抜歯をした。
矯正の先生に「矯正治療には直接関係ないので、抜くか抜かないかはお任せします。でも下の親知らずは横に生えていて歯並びに悪影響を及ぼす可能性が大きいので、ゆくゆくは抜いてください。」と言われた。
そのため、矯正治療が終わったら親知らずを抜こうと思ったが、なるべく若い時の方が治りが早いと聞き抜くことにした。歯医者さんに相談に行くと、下の歯に装置がついてからだと抜きにくいので、早めに抜きましょうとのこと。
ネットで検索すると、
親知らずの抜歯で、歯茎の中に完全に埋まっている、下の歯、横向きは痛みがひどいという体験談が多くありかなり怖かった。
抜糸当日
抜歯は30分程度かかった。
歯茎に麻酔→CT撮影→手術
手術中に刺すような痛みを感じ、麻酔を追加してもらった。怖がりなので終始緊張していた。この時は痛みはあまりなかった。
最後にガーゼを強く噛むよう指示がある。強く噛まないと止血できない。
私は麻酔の影響で口の感覚がなかったため、手術痕とは別の所でガーゼを噛んでしまっていた。30分でガーゼはとっていいと言われていたので、家に帰ってからガーゼを捨てた。
しかし血が一向に止まらずどくどくと流れていた。このときは麻酔が効いていて痛みを感じず、気にも留めなかった。後であれほど苦しむことになるとは...
1時間後痛みを感じたような気がしたので、処方されていたロキソニンを飲む。
その後ずっと痛みを感じるが、耐えられないほどではない。
5時間後あたりから痛みが強くなってくる。歯医者でかけてもらった麻酔が切れてきたのだろう。ロキソニンを追加しても鈍痛が続く。血も相変わらずとまらずどくどくと流れるので、ガーゼを買って噛んで止血をした。念のため一時間噛んだ。止まってくれたので心底安心した。本気で血が止まらなかったらどうしようと心配した。
食欲がなかったのでご飯は食べなかった。
流血のショックで気分が落ち込んでいたのとご飯が食べられず体力がなかったのでロキソニンを飲んで早めに寝た。
抜歯の次の日
顎がはれている。口がうまく開かない。ずきずきした痛みがあるので、少しご飯を食べてロキソニンを飲む。ここから薬が手放せない生活が始まる。
片側でしか噛めないので食べるのに時間がかかる。しかも少し触れるだけで痛いので食欲がでない。ご飯食べて薬を飲んで歯磨きの繰り返し(一週間続く)
そして歯医者で抜糸をした。ちくちくと痛かったのと大きい音がして汗びっしょりに。
処置は5分くらいで終わった。
この日から痛みが強くなる。結局1週間くらいずっとずきずきと痛んだ。ずっと痛みのピークだった。そして一日中歯の事しか考えられず何もやる気にならなかった。頭も痛くなって辛かった。
初日と抜糸の日は薬を飲めば痛みがおさまったので、初日に処方されたロキソニン3日分で余裕だと思っていた。しかし、徐々に痛みが強くなったために足りなくなってしまい、歩けないほどの痛みに耐えながらロキソニンを売っている薬局を探し回った。悪夢だった。
19時に薬を飲むと、深夜3時頃に薬が切れて痛みで目が覚めてしまう。薬を飲むときは時間を考えて飲めばよかったと何度も後悔した。ただでさえ痛みで気分が良くないのに、寝不足だと余計イライラする。
1週間後
経過観察のために再び歯医者へ。このころには痛みがだいぶ治まっていた。
歯を抜いたくぼみに食べかすがたまり、変な味がして気持ち悪いけど耐えるしかないと言われた。変な味は一週間くらい続いた。
2週間後
がしがし歯磨きできるくらい治った。
本当に痛みはつらかった。もう抜きたくない。思い出すだけで涙がでてくる。体力があって回復が早い若いうちに抜くのがいいんだろうな。
矯正の記録(1週間目)
現状:右上2番(前歯の右隣)の歯が奥に引っ込んでいる。叢生(そうせい)というらしい。他はまあまあきれいに並んでいる。
装置装着から
【一日目】
午前中に装置をつけた。所要時間約一時間
治療の流れ
歯のクリーニング→唇をどける器具をはめる(器具の角が歯茎に刺さって痛い)→においのきつい接着剤で装置を固定→光をあてて硬化?させる→ワイヤーを通す→パチンとワイヤーを切る
その後歯科衛生士さんからブラッシング指導を受ける。フロスと痛いところにつけるワックスをもらった。痛かったら痛み止めを飲むように言われた。
・今回は上の歯だけにつけた。下まで同時につけると痛くて噛めないらしい
・一番奥の歯はブラケットだけつけてワイヤーは通さなかった。歯が動くとワイヤーがほっぺに食い込んで痛いんだって
★痛み
装置装着直後
・ワイヤーを通した直後は引っ張られる感じがするくらいで、痛みというより装置が唇にあたる違和感が大きかった。(犬歯のブラケットが唇に食い込むので口を閉じれず、にこっと微笑みをキープして口角をあげて、上唇と下唇の隙間にブラケットがくるようにした)
・引っ込んでいる歯についている装置が下の歯にあたるとかなり痛い。ジーンと響くかんじ
6時間後
・引っ張られている感覚が強くなる
・歯同士が触れたり、口に手があたるとかなり痛い。悲鳴が出るくらい
・触れると痛くて、顔を洗う時に顔の下半分をごしごしできなかった
・噛もうとすると、引っ込んだ歯の装置に歯が触れて激痛が走る(こっちは涙がでるくらい)。おかゆすら噛めず、すりこぎですりつぶして飲むように食事をとった。
・歯磨きも辛い。歯ブラシで擦るたびにジンジンする。
就寝時
・寝る時は痛くなかった
・でも横になってから3時間後くらいに痛みで起きる。何もしていないのに痛い。本格的に泣く。寝れないくらい痛かった。歯ブラシのときの痛みの5倍くらい。痛み止めを飲めばよかったのだろうが、取りに行くのが億劫で痛みにひたすら耐えた。
★食事メニュー
昼:なし(痛くはなかったが、歯磨きが面倒で食べなかった。激しく後悔。食べるならこのタイミングだった)
夜:おかゆ(卵、わかめ、めかぶ入り)を完全にすりつぶしたもの、味噌汁(具無し)
【二日目】
★痛み
・歯があたると痛いけど、夜中ほどではない。
・内側から押されている感覚はある。痛い。四六時中ジンジンする
・横を向いて寝たら、そっち側の歯の痛みが強くなっていた
★食事メニュー
朝:ヨーグルト、バナナ(すりつぶし)
昼:焼き芋
夜:チーズケーキ
【三日目】
★痛み
・二日目とほぼ変わらず。ご飯が食べられないのが辛い
★食事メニュー
朝:ご飯をミキサーにかけたもの、コーンスープ
昼:ヨーグルト、野菜ジュース
夜:すいか(一口大に切ったもの)、冷ややっこ
【四日目】
★痛み
・まだ噛めないくらいの痛み
・何もしていないときはあまり痛まない
・装置が下唇と上唇にあたって気持ち悪い。擦れてしまいヒリヒリの一歩手前の状態
★食事メニュー
朝:ご飯をミキサーにかけたもの、コーンスープ
昼:ヨーグルト、野菜ジュース、パン
夜:うどん、サブレ
【五日目】
★痛み
・噛んでも前歯と引っ込んだ歯以外の痛みは小さい(痛いには痛い。前歯と2番は激痛)
・ブラケットの不快感が増している。奥歯の装置が頬に刺さって軽く流血して痛い&下唇にブラケットが刺さって口内炎のような状態になり痛い&犬歯のブラケット二本が上唇にあたり限りなくヒリヒリに近い痛みになる&口が自然とあいているようで唇がかさかさする
★食事メニュー
朝:野菜ジュース
昼:ご飯、はんぺんチーズ焼き
以上今週の記録でした!